西成製靴塾は、地域のまちづくり運動から生まれてきた靴づくりの学校です。

西成地区まちづくり委員会(当校設立団体)は、1996年に策定した『西成地区総合計画』で多くのまちづくりのテーマを設定し、とくに「商業・産業」というテーマでは地場産業である皮革産業の活性化、「教育・生涯学習」というテーマでは多様な教育への対応や地域の人材資源の活用などを課題に掲げ、まちづくり運動を推進してきました。

 西成製靴塾は、このようなまちづくり運動の数年間の試行錯誤を経て、長橋小学校の生涯学習ルーム事業として1999年6月に開校した、地元の靴づくりの学校です。現在に至るまで、地域のさまざまな方の協力をえて多くの職人を輩出しています。


産業振興施設企画小委員会で「西成クラフトセンター(仮称)」を構想。

福祉と靴の店「チャレンジド」開店

鶴見橋商店街に起業した(株)NICEの2階に皮革工芸品の展示販売所「時風(シ・パラン)」を開設。

解放会館事業「くつをつくる」

ワークあい主催の靴づくりコース「にしなり製靴塾」を開設。北津守クラフトセンター「あすなろ工房」で靴づくり。

西成製靴塾、生涯学習ルームの一環として長橋小学校に転居し、

リニューアルオープン。

12期スタート


西成製靴塾設立団体

西成地区街づくり委員会(現 西成区北西部まちづくり委員会)

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